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人類には過去に汚染物質による奇形児の誕生や母乳の制限などあったことをご存知の方も多いのではないでしょうか。

人と同じく哺乳類であるクジラやイルカも胎盤や母乳を通して子どもたちへさまざまな影響があります。

(深刻な話ではありませんが)私自身、妊娠・授乳時には赤ちゃんに及ぼす影響を考えて、甘いものや香辛料、脂っこい食べ物を控えるなどしていたので、今回の記事はとても他人ごとではない気がしています。

クジラやイルカは他の哺乳類に比べ、汚染物質の影響が高いとされています。

それは、食物連鎖の中で高次消費者であること、皮下脂肪がたくさんあることなどが要因ではないかと考えられています。

また、汚染物質は使用を止めたとしても、食物連鎖や子どもへの継承によりなかなか消えることはありません。

汚染物質が繁殖能力の低下につながるという今回の記事。

とても深く難しい内容ではありますが、人為的な汚染が長きにわたって生物たちを脅かしている現がよくわかる内容です。




次号のFLIPPERでは、海ごみをはじめとした海の汚染がクジラやイルカに及ぼす影響を特集し、私たちに何ができるのか考えてみたいと思います。

 

クジラやイルカの繁殖不能は汚染物質が原因

2016年2月1日付

アイリッシュ・タイムズ(The Irish Times) より

 

最新の国際調査によれば、人為的な汚染はシャチやイルカのような海洋哺乳類の繁殖能力に影響を及ぼしており、絶滅を招く恐れのある種もいるという。

 

ハンドウイルカ、スジイルカやシャチが、有毒化学物質などの残留性汚染物質の大いなる脅威にさらされていることが今回の調査で判明した。

すでに製造中止の汚染物質もあるが、今でも汚水(埋立地浸出水)が海洋環境に流れ込んでいるという。

汚染物質には、ポリ塩化ビフェニル(PCBs)といった有機塩素剤があり、1920年代から電気機器に使用されている。

1981年に英国で禁止され、1987年より英国以外のEU諸国でも禁止されたが、この20年にわたり1,000頭以上のイルカやシャチの皮下脂肪から過剰濃度を検出、

繁殖能力と特に「ホットスポット」とされる免疫系の双方に影響が出ている。

母親の体内に蓄積されたポリ塩化ビフェニルの最大90パーセントが胎盤やミルクを通して子どもの体内に入り、死に至るという。

今回の調査に関わった博士は、アイルランド沿岸の環境汚染の脅威は消えておらず、想像していた以上に大変深刻な状況だと述べている。

イルカやクジラたちは残留性汚染物質が入り交じった中で泳いでおり、他の海洋生物にも壊滅的な影響が出る可能性にも言及した。

 

 

元記事:http://www.irishtimes.com/news/ireland/irish-news/report-finds-whales-and-dolphins-unable-to-breed-due-to-pollutants-1.2517200

ここでは著作権の関係上、概要のみお伝えしております。 詳しい内容は、記事元(英文)のURLをクリックしてください。
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日本でもしばしば、誤って漁網に絡まってしまったクジラ、そして個人が人力で助けたというニュースを耳にすることがあります。
つい先日の小笠原・母島でロープが絡まったザトウクジラを助けたというニュースを聞いた人もいるのではないでしょうか。
クジラが漁網に絡まることでうまく呼吸ができなかったり、うまく泳ぐことができなかったりして、衰弱して死んでしまうこともあります。
記事にもあるように人がクジラを助けることは必ずしもいいことばかりではありません。
クジラが怯えて暴れたりしたらひとたまりもありませんね。
間違って網に絡まってしまわないことが一番ですが、もし海で困っているクジラを見つけたら、近くの役場や水族館・博物館などに連絡しましょう。
助かったクジラが元気に海で生きていくことを心から願っています。


船員たち、漁具に絡まったニタリクジラを救出
2016年1月5日付
Earth Touch News Network(アース・タッチ・ニュース・ネットワーク)より

救出劇の舞台はカナリア諸島(スペインの自治州のひとつで、大西洋モロッコ沖に浮かぶ7つの島々)の沖合。
船員たちはその日、体長13.7メートルのニタリクジラに遭遇。
救助が必要な状態だった。廃棄された漁具が、クジラの口元や尾ひれにひどく絡みつき潜水を妨げていた。
船員の一人が、ためらうことなく海に飛び込み、救助活動を開始した。
船員の話では、口元付近のロープはまるで馬の手綱のようだったという。
ロープの切断は至難の業だったと語っている。
潜水も数えきれないほどの回数だ。
一時間後、彼はなんとかクジラを解き放つことに成功した。

この成功は嬉しい限りだが、単独でのこの行為は非常に危険であることを知っておく必要がある。
クジラと救助する人間双方にとって危険だということである。
ニタリクジラの体重は40トン近くもある。
あの強力な尾の一振りだけで、泳いでいる人が気絶する可能性がある。
今回に似たような事態に遭遇した際には、地元の沿岸警備隊に連絡することが常に最善策である。

船員たちはクジラが速度と自信を取り戻す間の数分、クジラを見つめていたそうだ。
そのクジラにエサを食べる力が十分にあり、完全に回復していることを願おう!


元記事:http://www.earthtouchnews.com/oceans/whales-and-dolphins/video-sailors-rescue-brydes-whale-caught-in-fishing-gear
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インドでもウォッチング事業の在り方について、人と動物がより良い関係を築けるために取り組みがされています。
インドは近年、観光業が盛んになってきていますが、その反面、インド国内各観光地では大勢の人が押し寄せることによる環境問題が深刻化しているそうです。
今回の記事もそのひとつ。

「いつまでもイルカ・クジラと出会えるために・・・」
まずはイルカたちのことを知り、理解を深めること。
やはり、まずはこれが一番大切なこと!
事業者が知ることはもちろんのこと、訪れる人々の意識も高まるといいですね。

今回の記事に出てくる鯨種:
 シナウスシロイルカ(国立博物館:海洋哺乳類データベース)
 スナメリ(国立博物館:海洋哺乳類データベース)

インド Sindhudurgに現れたイルカ マハラシュトラ州政府が監視

2015年8月30日 ムンバイ発
インド デジタル新聞dnaより

マハラシュトラ州政府の保護機関であるマングローブ・セルは、およそ500頭のシナウスイロイルカがSindhudurg海域(インド西部マハラシュトラ州の海岸から少し離れたアラビア海沖合に浮かぶ小島周辺の海域)に現れたことで、ドルフィン・ツアーの規制という新たな課題を抱えている。
マングローブ・セルの最大の懸念は、観光客を乗せたボートがイルカに近づきすぎることだ。

2014年3月、コンカン鯨類研究チーム(Konkan Cetacean Research Team)の若手研究者4名がシナウスイロイルカやスナメリの個体数と死亡率の推計などをおこなう研究を開始。マングローブ・セルはこの研究の実施機関であったため、今回のウォッチング規制に乗り出したというわけだ。
マングローブ・セルの森林保全局長N Vasudevan氏によると、これまでにおよそ500頭のイルカを観察、そのうち308頭あまりについてはヒレの形状から個体識別ができているという。研究の進展により、個体識別の数も増えると自信を見せているが、保全活動もさらに必要だと話す。
ドルフィン・ウォッチングは今やSindhudurgを訪れる観光客にとっては外せないアクティビティになっているが、イルカに配慮したウォッチングであるべきだと述べる。
イルカの行動に影響のあるウォッチングが行われれば、イルカはその場所から離れていき、ツアーのボートがイルカを追いかける事態になると懸念する。

ある自然保護活動家は、「ドルフィン・ウォッチングを行うボートが時々イルカたちに接近し過ぎたり、追いかけたりしている」と話す。
また、ボートの数にも制限がなく、現在催行されているツアーが海洋保護区内にも関わらず何の規制もないという。
早急に法規制が必要だと、この活動家は訴える。

マングローブ・セルは、ウォッチングを催行している業者たちを集め、イルカの習性や業者たちの保護する役割について理解を深めてもらう説明会を開く予定だ。
携帯用ガイドブックとして使用できるような冊子や資料などを準備しているという。

マングローブ・セルは、研究の範囲を拡大することに意欲的だ。
だが、自然保護活動家はマングローブ・セルがドルフィン・ツアーに必ず規制を設けること、ツァーの禁止ということではなく、ツアー催行業者に保全計画の主要関係者になってもらうべきだと提案する。



元記事:http://www.dnaindia.com/india/report-maharashtra-government-to-monitor-dolphin-shows-at-sindhudurg-2119955

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温暖化の影響は、こんなところにも出ているんですね。
温暖化はクジラにあまり関係ないと思っていたのですが、大きな勘違いでした。。。


ザトウクジラが飢えに苦しんでいる‐気候変動に原因
2015年6月18日付
デジタル誌takepartより
新たな研究では、南極でエサとなる資源が減少しているため、より多くの海洋哺乳類が命を落としていると指摘している。

2カ月前、ザトウクジラの死骸が米ワシントン州の海岸に漂着した。
死因は謎だが、そのクジラはひどく痩せており、脂肪も油もほとんどなかったことが分かっている。
実は、西オーストラリア州でもここ数年、ストランディングを起こすザトウクジラの数が急増している。
クジラの死骸の多くは脂肪の割合が低かったことが判明。
専門家はクジラが「極度の栄養失調状態」だったと説明した。こういった死亡は今後も続くと予想されている。

オーストラリアへ移動するザトウクジラたちは、南極海にいる3カ月間はエサをたらふく食べる。
その後は数カ月間にわたる長旅を、絶食して繁殖地である西オーストラリア州の沖合をめざす。
その移動距離は、およそ9,700~17,000km以上に及ぶ。ザトウクジラの主食は、ナンキョクオキアミ。
だが、オキアミの生息場所である海氷は気候変動の影響を受け、南極海域の多くの場所で減少しており、その数が減っている。オキアミの個体数は1970年代以降80%も激減したという。
ザトウクジラの食べるエサが大幅に減少し、長距離移動に必要な脂肪を十分に蓄えることができずにいる可能性がある。これでは生存率もより低くなるとする新たな研究論文が発表された。
研究では、現在のクジラたちは脂肪に蓄えている油分がかなり少ないことが判明し、50年前よりクジラたちの健康状態が良くないことが示された。
また、長距離の移動を達成するために必要なエネルギー、移動中に輸送船などの障害による余分なエネルギー消費も計算。
この研究で、多くのクジラ、とりわけ出産したばかりの母クジラは、長距離の移動中にエネルギー不足に陥り、極度の疲労により命を落とす、との結論が導き出された。

論文を発表したBraithwaite氏は、クジラの体調は海氷の変化に影響され得ると述べた。
海氷が今後も減少すれば、エサとなる資源や移動時の体調に影響するだろうと懸念する。
回遊するザトウクジラには、絶滅の危機以外にも脅威が存在していると話す。
それは直接クジラを殺すことよりも、はるかに捉えにくい脅威だという。
更に研究が進むまで、Braithwaite氏はクジラを守るための対応策を提案している。
例えば、ザトウクジラにとって重要な休息場所となっている海域でクジラたちが休息する時期には、周辺で輸送活動や航行速度を調整することで、余分なエネルギー消費を減らせるという。


元記事:http://www.takepart.com/article/2015/06/18/humpback-whales-exhausted-climate-change

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日本でもホエールウォッチングがスタートしてから、20年以上経ちますが、海外ではさまざまな事例があり、このようなキャンペーンが行われているそうです。
それだけイルカ・クジラが身近な存在であるということでもあるのでしょうか。
イルカ・クジラと人とのより良い関係が持てるような節度あるホエールウォッチングについて、改めて、私たちも考えてみようと思いました。


「野生のイルカに近づかないで」
米国国立海洋大気庁(NOAA)春休みの旅行客に呼びかけ

2015年3月20日付 フロリダ発
ペンサコラ・ニュース・ジャーナルより

メキシコ湾岸にやってくる春休みの旅行客に対し、野生のイルカへの節度ある対応が求められている‐食べ物を与えない・なでない・一緒に泳がない・至近距離でサーフボードに乗ってパドリングしたりカヤックに乗ったりしないなど。
イルカの悲劇的な死亡が増加しているのは、人間から魚をもらおうとしていることに関係しているとNOAAの職員は述べている。

NOAAは「野生のイルカに近づかないで」というキャンペーンを立ち上げた。数頭のハンドウイルカ(バンドウイルカ)の死がきっかけのこのキャンペーン、生物学者たちからイルカが人間の与える食べ物に夢中になっていると指摘している。
NOAAハンドウイルカ(バンドウイルカ)専門家は、旅行客はイルカとの接触が危険で不適切なうえ違法であることにお構いなしだと説明する。
イルカにかまれるという報告が何十件と寄せられているのだ。
また、銃などの凶器の使用でイルカが死に追いやられる、漁具に絡まる、飲み込むなどして致命傷を負うイルカの報告数も上がっている。
さらに、母イルカが子どもに、野生での狩りの方法を教えるのではなく、人間から食べ物を得る方法を教えているという。

釣りのチャーターボートを操縦するキャプテンは、ボートを見ると食べ物がもらえるものだと思っている人慣れしたイルカに毎回苦慮している。
釣り糸を投げ入れると数分以内に多くのイルカがボートに近づいてくるうえ、釣り糸とモーターに危険なまでに近づくイルカさえいる。
釣り針から魚を奪おうとするそうだ。どこまでもボートについてくるため振り切るのは無理だという。
キャプテンが知る釣り人たちの機嫌は良くないものの、イルカを殺傷することは決してないと断言しているが、ここ数日はイルカを傷つけるなどの行為を疑われ非難を浴びせられている。
キャプテンは旅行客が招いている事態だと考えている。
NOAAによる「野生のイルカに近づかないで」キャンペーンが頼みの綱である。

NOAAはDON’T(やってはいけないこと)DO(守るべきこと)を示した“ドルフィン・ルール”を設けている。

例えばDON’T(やってはいけないこと)の中には、
 ・野生のイルカに食べ物を与える、または与えようとする行為はしない。 危険であり違法。 サイト参照 
http://www.dontfeedwilddolphins.org/
 ・親子を離すような行為はしない。
 ・イルカが近寄ってきても、追いかける、一緒に泳ぐ、なでる、触ることはしない。

DO(守るべきこと)には、
 ・船など水上の乗り物からイルカを観察するときは、最低45m以上離れ、観察は30分以内にとどめる。
 ・イルカの近くで大きな音や急な物音はたてない。
 ・イルカがストレスを感じているような行動を示したときは、静かにその場を離れる。

また、保護に協力的で責任あるウォッチング・ツアーを選ぶこともすすめているほか、船などの水上の乗り物の運航に際しての注意事項も具体的に示されている。


記事元:http://www.pnj.com/story/news/local/environment/2015/03/20/noaa-urging-spring-breakers-keep-dolphins-wild/25092593/ (動画あり)

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