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日本でもホエールウォッチングがスタートしてから、20年以上経ちますが、海外ではさまざまな事例があり、このようなキャンペーンが行われているそうです。
それだけイルカ・クジラが身近な存在であるということでもあるのでしょうか。
イルカ・クジラと人とのより良い関係が持てるような節度あるホエールウォッチングについて、改めて、私たちも考えてみようと思いました。


「野生のイルカに近づかないで」
米国国立海洋大気庁(NOAA)春休みの旅行客に呼びかけ

2015年3月20日付 フロリダ発
ペンサコラ・ニュース・ジャーナルより

メキシコ湾岸にやってくる春休みの旅行客に対し、野生のイルカへの節度ある対応が求められている‐食べ物を与えない・なでない・一緒に泳がない・至近距離でサーフボードに乗ってパドリングしたりカヤックに乗ったりしないなど。
イルカの悲劇的な死亡が増加しているのは、人間から魚をもらおうとしていることに関係しているとNOAAの職員は述べている。

NOAAは「野生のイルカに近づかないで」というキャンペーンを立ち上げた。数頭のハンドウイルカ(バンドウイルカ)の死がきっかけのこのキャンペーン、生物学者たちからイルカが人間の与える食べ物に夢中になっていると指摘している。
NOAAハンドウイルカ(バンドウイルカ)専門家は、旅行客はイルカとの接触が危険で不適切なうえ違法であることにお構いなしだと説明する。
イルカにかまれるという報告が何十件と寄せられているのだ。
また、銃などの凶器の使用でイルカが死に追いやられる、漁具に絡まる、飲み込むなどして致命傷を負うイルカの報告数も上がっている。
さらに、母イルカが子どもに、野生での狩りの方法を教えるのではなく、人間から食べ物を得る方法を教えているという。

釣りのチャーターボートを操縦するキャプテンは、ボートを見ると食べ物がもらえるものだと思っている人慣れしたイルカに毎回苦慮している。
釣り糸を投げ入れると数分以内に多くのイルカがボートに近づいてくるうえ、釣り糸とモーターに危険なまでに近づくイルカさえいる。
釣り針から魚を奪おうとするそうだ。どこまでもボートについてくるため振り切るのは無理だという。
キャプテンが知る釣り人たちの機嫌は良くないものの、イルカを殺傷することは決してないと断言しているが、ここ数日はイルカを傷つけるなどの行為を疑われ非難を浴びせられている。
キャプテンは旅行客が招いている事態だと考えている。
NOAAによる「野生のイルカに近づかないで」キャンペーンが頼みの綱である。

NOAAはDON’T(やってはいけないこと)DO(守るべきこと)を示した“ドルフィン・ルール”を設けている。

例えばDON’T(やってはいけないこと)の中には、
 ・野生のイルカに食べ物を与える、または与えようとする行為はしない。 危険であり違法。 サイト参照 
http://www.dontfeedwilddolphins.org/
 ・親子を離すような行為はしない。
 ・イルカが近寄ってきても、追いかける、一緒に泳ぐ、なでる、触ることはしない。

DO(守るべきこと)には、
 ・船など水上の乗り物からイルカを観察するときは、最低45m以上離れ、観察は30分以内にとどめる。
 ・イルカの近くで大きな音や急な物音はたてない。
 ・イルカがストレスを感じているような行動を示したときは、静かにその場を離れる。

また、保護に協力的で責任あるウォッチング・ツアーを選ぶこともすすめているほか、船などの水上の乗り物の運航に際しての注意事項も具体的に示されている。


記事元:http://www.pnj.com/story/news/local/environment/2015/03/20/noaa-urging-spring-breakers-keep-dolphins-wild/25092593/ (動画あり)

※ここでは著作権の関係上、概要のみお伝えしております。
詳しい内容が気になる方は、記事元(英文)のURLをクリックしてください。

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